今回は、ニセ霊能者の見分け方についての記事になります。
最近、増えてきているニセ霊能者による被害。また、まだ被害に遭われていない方でも、関わる機会が無いとは言い切れません。
<ニセ霊能者の特徴>
①全てじゃなくとも、無料でできるものが無い。
②長期間、自分のところに通わないと除霊しきれないという。
③守護霊を付けると言い、お金を請求してくる。
④定期的に施術を受けないと、守護霊が悪霊になるという。
⑤自分の理屈を否定されたり、食い違っているところを指摘すると怒りだす。
⑥自分は神様の生まれ変わりだと言い出す。
⑦頼んでもいないのに、「施術をしてあげる」と知り合いでもないのにほぼ強制的に施術をしようとする。
⑧なんでもかんでも、「先祖の供養がたりてない」や「前世の罪を償ってないから」、「先祖が悲しんでるよ」、「先祖が怒ってる」と言う。
⑨占い師と言いながら、除霊ができると言い張る。
⑩占い師と霊能者の二つ名で活動している。
⑪自分を神様と同等かそれ以上だと勘違いしている。
⑫龍神様等の神様を使役していると言う。
⑬霊能者=交通事故等の死の体験をして突発的に目覚めて、霊媒師=家系が多いと言う。
上記の13項目に当てはまるものがひとつでもあれば、信用しない方が人生を狂わされる事はありません。
以下は、上記のツッコミどころ満載の項目の部分の説明をしていきます。
まず①については、初対面なのに無料でして貰える事がひとつも無ければ、本当かどうか判断できないですし、判断材料が無いのに初っ端からバカ高い料金請求をされても、予算が厳しいという方が圧倒的に多いですから、これはもう、霊能で生計を立てれると考えているだけと捉えることができるからです。
②は、本物なら依頼者様がその時取り憑かれている霊は何日もかからず、対応した日に除霊を終わらせられます。(副業として霊能者をしているなら、本業が優先ですから、本業が忙しくて話を聞く日と施術を別の日にするのは仕方ないですが)
③は、守護霊は最初から誰にでもついています。ですが、守護霊が弱い場合もあるので、その時は自分で「般若心経」か「祓詞」を毎日唱えて、霊性を上げていき、その人に合わせて守護霊も力が上がっていくので、そのやり方で守護霊を強くしていきます。ですが、これは「般若心経」が合う人と「祓詞」が合う人がいるので、自分に合った方で霊性を上げます。最初は、「般若心経」と「祓詞」をどちらも唱えてみてしっくりくる方が自分にあっているということなので、しっくりくる方をハッキリさせるようにしてください。霊性を上げる時に使う祓詞は他のサイトにある様な基本の形より少し変わりますので、最後に記載しておきます。
④は、守護霊は読んで字の如く「護る」「霊」だから守護霊と言うので、護りである守護霊が悪霊になる事は有り得ません。しかし、人の道を踏み外してしまうと、守護霊は護るのを辞めて離れていってしまいます。なので、守護霊が悪霊になると言われたら、その人には施術を頼むのはやめた方がいいです。
⑤は、食い違っているところがある時点でアウトですし、霊能の仕事は目に視えないものを相手にするので、信じる信じないはそれぞれの自由で、絶対という事も言ってはいけません。なのに、否定されたからと言って逆ギレをするようなら、その人の力も霊能をやる覚悟もその程度のものなので、関わるのは時間の無駄です。
⑥は、神様が人間に生まれ変わることは有りません。神様は常に人の心を見透かし、その人の言葉の真偽を見て人の道を踏み外していないかを見張っておられます。神様は、人の道を踏み外した者を運気の低下や寿命の削減、死後の裁きによって裁く役割も持っている存在です。そんな高い地位におられる存在がわざわざ人間になるメリットは有りません。例えるなら、裁判官が不祥事や歳を理由に辞める時以外でわざわざ人を裁く地位から喜んでおりるかと言うと、辞める理由が無いのに人を裁く地位からおりることは物好きでない限りいないでしょう。それと同じようなものです。
⑦は、知り合いでもないのにズケズケ来る時点で霊能者の前に人としてアウトです。
⑧は、御先祖様の供養がたりてないから霊障に遭うということは有りません。前世の罪を償ってないからというのも、前世の罪を償わなければ生まれ変われないように死後の世界では理として決まっています。御先祖様が怒るのは、人の道を踏み外した時に何の償いもしない時やお墓の掃除や手を合わせないでずっと放置していた時は御先祖様が怒り狂って、霊障を起こす事はありますが、滅多にそういう事は無いと思うのでこれは例外の場合です。また、御先祖様が悲しんでるという理由で霊障に遭うことは有りません。
⑨は、占い師は除霊出来ません。というのも、占い師を名乗っていて除霊ができるなら、占い師では無く霊能力者になるからです。霊能者は、その括りをハッキリしなければ、信用するに値しません。
⑩は、もし仮に占い師と霊能者を両立出来たとしても、どちらも神経を研ぎ澄ます仕事なので、そんな仕事を2つやっていたら、神経をすり減らし過ぎて身を滅ぼすので、これは昔活躍した陰陽師という存在でなければ不可能です。理由は、陰陽師というのは、その家系で物心ついた時からその家系の後継者として鍛えられるので、神経はかなり鋭く磨かれるので可能ですが、そこまでの能力を持った人は現代にはいません。もし可能であったとしても物心ついた時から鍛えないとまず無理です。
⑪は、人間が神様と同等かそれ以上になる事は有り得ません。確かに神様は万能ではないですが、その分、神様にはその神様の能力に合った役割があるので、多くの神様が存在するのです。例え万能でなくとも、人間よりはるか上の地位におられる方と人間が同等になれることは有り得ません。人間は、何れ命を失い魂だけの存在となって、幽世で生前犯した小さい罪から大きい罪まで償って、いくつもの段階を踏み、生まれ変わりたいという者と、子孫を護る存在の神様になるという者とで道が変わります。しかし、子孫を護る存在の神様と言っても、簡単になれるものではなく、そこでも自分の力を鍛え、神様をまとめる上位の神様に認められなければ神様にはなれません。なので、生きてる人間が神様と同等や上に立つ事は出来ませんし、それを言葉にしたりする時点で、神様に対して失礼極まりない言動です。
⑫は、人が天地ほど差がある神様を使役することは出来ません。ましてや、本物の霊能者・霊能力者なら、自分が神様の意思に従わなければならないということを知っているはずです。だからこそ、神様に何か頼み事をするには、敬意を持って頭を下げて交渉しなければならないのです。もっと言えば、私利私欲の願いに応える優しい神様はいません。
ここでひとつ、例を上げます。
歴史的偉人の大陰陽師安倍晴明が使役したという神様の末席に名を連ねる眷属の十二神将も、本当に筋の通った理由、道を違えぬ覚悟の許に約定を交わして初めて守りとして力を貸していただけるのです。前にも言ったように、神様は人の心を見透かします。十二神将も神様の末席に名を連ねる眷属ですが、十二神将は大陸の神様でもありますから人の心を見透かすのは簡単なことなので、言葉と意思がズレていれば力は貸しません。そして、大陰陽師安倍晴明とその他の陰陽師をもってしても、神様を私利私欲の為に使役することは出来ず、出来たのは術を使用する力をお借りするところまでだったのです。
⑬は、事故等の死の体験をせずとも、正しい修行をすれば霊能力者まではいかなくとも霊能者にはなれます。霊媒師というのは、家系は関係なく霊媒師は文字通り霊を自分の体を媒介して意思を伝える人の事を言うので霊媒師と言います。ですから、霊媒師は家系は関係なく霊媒体質の人がなります。
ここで、霊能者と霊能力者、霊媒師の違いを説明します。
まず、霊能者は霊能の知識を豊富に持ち己に対して霊障への対処ができるが、人には使えないという人のことです。
では、霊能力者とは何か?これは、霊能の知識を豊富に持ち、己にも他者にも力を使い対処ができるもののことを言います。
最後、霊媒師ですが、上記でも説明した通り、霊を自分の体を媒介して意思を伝える霊媒体質の人の事を言います。まとめると、霊能者と霊媒師は除霊は出来ません。霊能力者のみが他者への除霊等の対処ができるということです。
ついでなので、ここで陰陽師について記載しておきます。
陰陽師とは呪術・占術・暦作成・星見・体術・剣術全てができる人のことを言います。つまり、除霊やお祓いができても、占術や暦作成が出来なければ陰陽師とは言えないのです。文献を見てみると、陰陽師は一通り呪術・占術・暦作成・星見・体術・剣術を学び鍛えるようになっているそうです。特に体術・剣術は身を守る為の物だったようです。陰陽師は時には呪詛も行い、他の呪詛を阻むことも行います。そういった事で恨みを買って襲われる事もある為身を守る術も身につけるということでした。
つまり、現代には自称陰陽師の方がいますが、陰陽師を名乗るからには、呪術・占術・暦作成・星見・体術・剣術が全て出来ていなければならないということです。例えば、呪術ができても他の事は出来ないなら、それは霊能力者です。そして占いができても他の事は出来ないなら、占い師です。体術ができても他の事は出来ないなら、格闘家というように、どれかひとつしか出来ないなら、陰陽師では有りません。とは言え上記でも言ったように、現代に昔の陰陽師の方のようにいろんなことが出来るだけの神経を持った人はほとんどいないので、陰陽師はいないと言えると思います。霊媒師は家系と言うのは間違いだと言いましたが、唯一家系で引き継がれるのは陰陽師やイタコくらいです。
項目には含めませんでしたが、「自分の気が通った体感が無ければ相性が合わないので力になれない」というのもニセ霊能者の判断材料になります。
霊能力者は誰にでも施術が出来なければなりません。それが、相性の善し悪しで気が通る通らないで施術が出来る人出来ない人になるということは、それは自分の力が足りてないということだからです。
では最後に霊性を上げる時に使用する祓詞の全文を以下に記載しておきます。
<祓詞>
掛け巻くも畏き伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊祓い給いし時にあれませる祓戸の大神たち
諸々の禍つこと罪穢れはあらぬをば
祓い給え清め給えと申す事の由と守り給え幸い(さきわい)給えと申す事の由を天津神国津神八百万の神々
ともに諸々聞こし召すものをぞと宣る
「般若心経」と上記の「祓詞」をどちらも唱えてみてしっくりくる方を霊性を上げる時に神棚もしくは北(神様がおられる方角)を向いて無心(気持ちを込めて)3回唱えるようにしてください。
追記
霊能者は透視能力はありません。
それは超能力です。
また、霊能者であろうがなかろうが、神様が人につくことはありません。
自分には5柱の神様がついていると言っている霊能者がいるようですがそんな事があったら、人間の肉体は神様の力に耐えられず滅びます。
神通力なんて以ての外。神様でもないのに神通力が使えるという時点でアウトです。
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